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スリーエム仙台市科学館で機体搭乗体験会を開催しました!
こんばんは。暑さも徐々にやわらぎ過ごしやすい季節になってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、弊部は昨日9月15日、スリーエム仙台市科学館にて、イベントを開催させていただきました。予想を超える大盛況を収めまして、部員一同歓喜しております。
今回のイベントの目玉は、「鳥人間コンテスト2024人力プロペラ機部門優勝機『颯』の搭乗体験」でした。その他にも、部品紹介や講演、パイロットのトレーニング体験などを行いました。

本記事では、写真とともに今回のイベントを振り返ります!

朝、搬出を行いました。搬出は約2か月前の鳥人間コンテストぶりであり、少々緊張していましたが無事完了しました。朝早くから運搬してくださった仙台立和運輸様に深く感謝申し上げます。


スリーエム仙台市科学館に到着! 準備を進めました。



いよいよ開幕! 大盛況! お子様連れの方も大勢いらっしゃいました!



部品展示の様子です。まずは翼、プロペラ、フェアリング!
写真の翼(MW)は2014年の機体「Rache」のレプリカです。プロペラからは、鳥人間コンテスト2023で学生記録更新を達成した機体「聯」のプロペラ(写真向かって右前)、プロペラ制作時に用いられる角度調整台(写真向かって左前)、一部を切開したプロペラ(写真向かって右奥)、近年試作および改良を続けているカーボンペラ(写真向かって左奥)の4つを展示しました。フェアリングは、昨年度5月から7月にかけて行った飛行試験で使用したものです!



続いて、コクピット、駆動、操舵、電装!
コックピット班は代々、中央翼のフレームも担当しており、Windnautsの伝統ともいえる初期上反を製作しています。そんな初期上反の様子がわかりやすい中央翼の試作品を展示しました。駆動では、ギアの回転方向を変えるパーツ(通称ギアボ)を展示しました。3大会連続で機体に搭載されたため、総飛行距離はなんと100kmを超えています! 操舵では、操縦桿を展示しました。鳥人間コンテスト2023の機体「聯」でパイロットが実際に握っていたものです! 電装では風速計や舵角計、パイロットが飛行時に見るスマホ画面を展示! 3Dプリンターで自作した風速計は、約2か月前の鳥人間コンテスト2024で機体に搭載されていたものです! 



25代パイロットによるパイロットトレーニング講座もありました!



今回のイベントの目玉、コックピット搭乗体験!



先日の鳥人間コンテスト2024での弊部の機体「颯」の全体設計である稲垣さんも参加しました! 



このイベントを通して私たちの活動に少しでも興味を持っていただけましたら幸いです! 今回のイベントには大学生未満の方も多くいらっしゃいましたが、本イベントを通じて人力飛行機に興味を持ち、将来Windnautsで活動する方が現れますことを部員一同御祈念しております。

最後になりますが、今回のイベントに足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました!

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Boeing社への成果報告会について
お久しぶりです。23代全体設計の小川です。この度、Boeing Japan東京本社にて開催されましたBoeing成果報告会に、Windnautsを代表し、私と23代全体代表の川人が参加いたしました。報告会では、主に1年間の活動についてプレゼンをしました。プレゼン中には、Shaffer社長を始めとする社員の方々からも様々な質問を頂き、活発な議論をすることもできました。プレゼンに使いました資料を添付しておりますので、是非こちらからご覧ください。
最後に、WindnautsではBoeing Japanよりご支援を頂いており、今年もプリプレグロールや発泡スチロールの購入費に充てさせていただきました。重ねて感謝申し上げます。

https://drive.google.com/file/d/1VD8qem7Sl-hV8hyaCHSZVsFwt76JjKzd/view?usp=drivesdk


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Boeing社への成果報告会について
お久しぶりです。23代全体設計の小川です。この度、Boeing Japan東京本社にて開催されましたBoeing成果報告会に、Windnautsを代表し、私と23代全体代表の川人が参加いたしました。報告会では、主に1年間の活動についてプレゼンをしました。プレゼン中には、Shaffer社長を始めとする社員の方々からも様々な質問を頂き、活発な議論をすることもできました。プレゼンに使いました資料を添付しておりますので、是非こちらからご覧ください。
最後に、WindnautsではBoeing Japanよりご支援を頂いており、今年もプリプレグロールや発泡スチロールの購入費に充てさせていただきました。重ねて感謝申し上げます。

https://drive.google.com/file/d/1VD8qem7Sl-hV8hyaCHSZVsFwt76JjKzd/view?usp=drivesdk


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24代各班長就任挨拶
次に、各班長からの就任挨拶です

<翼班>

24代翼班長を務めさせていただく酒井藍と申します。よろしくお願いいたします。
今まで作業を一緒にやってきた先輩方が引退をしてしまって非常に寂しさや、それと同時に執行代としての不安も感じておりますが、精一杯頑張っていきたいと思っています。
今年の翼は精度も非常に優れており、過去最高の軽量化を達成した素晴らしい翼でした。また、ロールアウトも非常に早く24代はほとんど無茶な労働をさせられることなく終わったため、先輩方には本当に感謝でいっぱいです。この素晴らしい翼を我々の代で途切れさせるわけにはいかないので、しっかり後輩に引き継ぎながらも、変えられるところは変えていき、翼の精度や作業の効率化につながるよう努力していく所存です。そして早期ロールアウトのためには、広い場所を確保しておくこと、必要なものを前もって用意しておき不足がないようにすることの2点が特に重要だと感じたので、無駄なく作業ができるよう管理は徹底していきたいと思います。
24代翼班は3人中2人が女子という珍しい代ではありますが、やる気のある後輩が5人も入ってきてくれたので、後輩の手も借りながら頑張っていきたいと思います。
是非とも応援よろしくお願いいたします。

24代翼班長 酒井藍

<プロペラ班>

24代プロペラ班班長の仲田千智です。1年間よろしくお願いいたします。22代、23代と先輩方が大記録を打ち立てていく様子を間近で体験し、来年の鳥コンに向けての意気込みがより一層強くなりました。
今年のプロペラ班では、夏から秋にかけてカーボン製プロペラの試作を行い、TF、大会本番用にはバルサによるプロペラ制作を行うという方針です。23代の先輩方が行っていたカーボン製のプロペラ制作を引き継ぎ、24代では、TFでのカーボン製プロペラによる試験飛行を目標としています。先輩方に協力していただきながら鳥コン前から試作を重ねており、現在、軽量化や表面精度の向上がもっと出来ないかと試行錯誤しています。
今年、24代2人に25代3人を加え5人での活動となります。妥協のない精度の追求や新たな製法への挑戦から、より優れたプロペラをつくるため全力を尽くしていきます。今後とも、Windnautsへのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
Windnauts24代プロペラ班班長 仲田千智

<フェアリング班>

この度24代フェアリング班班長となりました、塚本夕菜です。
2022年に続き、2023年も鳥人間コンテスト本番にて素晴らしい結果を残すことが出来ました。2024年も飛躍の年となるよう、チーム一丸となって頑張っていきます。
さて、今年のフェアリング班には新しく4人の部員を迎え、6人体制となりました。例年よりも班員は多いですが、その分一人当たりの練度が下がったり、作業分担が難しくなったり、去年とは違った課題にぶつかることもあるかもしれません。そのため、この一年は班長として、25代への技術継承と先を見据えたスケジュール管理を徹底し、TF用フェアリングの早期完成と本番用フェアリングの設計・製作期間の拡大に努めます。
最後になりますが、OB・OGやWindnautsを応援してくださる皆様、日頃より多大なるご支援・ご声援をいただき、心より感謝申し上げます。今後も何卒よろしくお願い致します。

<コックピット班>

OB の皆様、お世話になっております。24 代コックピット班パートリーダーを務めさせ ていただきます志田と申します。歴史と実績あるこの Windnauts という集団で中心となっ て活動していくことを喜ばしく感じております。
さて、24 代コックピット班が特に力を入れて取り組んでいきたい点は主に 3 つあります。 1 つめは、高精度なものを制作するという点です。この 1 年 23 代の先輩の方々と行なった 作業の流れやそれぞれの手順が意味することについて今一度振り返り、最適化を図ってい きたいと考えています。ありがたいことに、先輩方がロステクの復活に尽力してくださった おかげで多くの経験を得ることが出来たため、効果的な活動を確実に行なうことを意識し たいです。2 つめは、軽量化を最終的な目的に据えた各パーツの改良です。本番のフライト のために我々の班ができることのメインは軽量化です。今年はこの部活全体でソリッドワ ークスの団体ライセンスを取得し、各パーツについて線形静解析を行ない、強度が十分に保 証されているか安全率を主な指標としながら確かめつつ、さらなる軽量化を図っていきた いと考えています。3 つめは、作業環境の維持です。作業終わりには使用した工具等の管理 を徹底し、作業時にものを探す時間を減らし効率化を図っていきたいです。加えて、補充す べきもの、必要なもの、作業に伴う他班への影響を予め把握、そして共有すべき人物に確実 に共有するということを意識したいです。この 3 つめに挙げた点に関しては習慣づけるこ とが何よりも達成の近道であると思うので、どう習慣づけるか工夫をしていくつもりです。
最後に、今後への意気込みを述べたいと思います。先輩方が達成した、2 年連続学生記録 更新という偉業は、我々への大きなプレッシャーであると同時に、大きなモチベーションと して背中を押してくれてもいるように感じています。来年の機体に携わっていくものとし て、プレッシャーというネガティブな因子をいかにポジティブな原動力に変えていけるか が成功の鍵だと思っております。我々も後輩に原動力を与えることが出来るよう尽力して まいりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
24 代コックピット班パートリーダー 志田 遙望
<駆動班>

ブログ 駆動班

 ブログをご覧のみなさま、平素よりお世話になっております。駆動班パートリーダー兼設計を拝命いたしました稲垣と申します。今年の駆動班は、24代が1人、25代が5人の計6人で活動していきます。24代が私1人の上、全体設計の仕事もあるため、かなりの困難が予想されますが、早めの行動、適切な分担を胸に努力する所存です。

 さて、24代駆動班の目標は、軽量化と駆動効率の追求です。軽量化に関しては、自作パーツ、発注パーツどちらに関してもかなり施されているため、それほど大きな変更はありませんが、クランクの規格と、下BBについて設計変更を行いたいと思っております。全体設計との兼ね合いもございますので、難しいかもしれませんが、機体性能の向上のため励んでまいります。
 駆動効率の追求に関しては、製作精度の向上を目指す形となります。昨年度23代の駆動パーツは、23代の先輩方の尽力により、回転試験中、TF中どちらも大きな異音問題は発生せず、本番に関しても飛行の後半で異音はありましたが、特に問題なく飛行でき、それが今年の好記録につながったものだと感じております。そのためにも、25代の早期教育を進め、製作精度の向上に努めたいと思います。
 24代、25代で協力しながら、最高の駆動パーツを作成していきたいと思っていますので、ご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

24代駆動班班長 稲垣翔伍

<電装班>

電装班
黒木光
Windnauts電装担当の黒木と申します。今回の交流会に私自身は残念ながら参加できないため、2023年度の鳥人間コンテストの電装と来年度の構想についてお伝えできればと思います。

<2023鳥人間コンテスト本番について>
 7月に開催された大会では高度・GPS・姿勢角・環境データ(気圧・気温・湿度)・対気速度のセンサを機体に積みました。本番ではどのセンサも正常に動作し、飛行中に問題は発生しませんでした。しかし、接続をすべて有線にしたためにコックピット内に設置したスマホケーブルの取り回しが悪いこと、尾翼前方に取り付けた対気速度計のケーブルが組み立て時のミスにより切断を要されるトラブルがありました。完遂はしたが改善点は残ったなというのが2023の電装でありました。

<2024電装の構想>
 今年度、通信の無線化に着手したいと考えています。主に対気速度計のためです。既に述べたように本番では人為的ミスであるものの有線ケーブルであるが故のトラブルが起こり、またケーブルの取り付けは機体の主桁に沿うように露出した状態で固定することになりました。これらを改善したいという思いから無線を導入するつもりです。現在、ESP32を用いて試作を作成しています。幣部に過去資料がないため、使用しているチームがありましたらぜひお話を伺いたいです!
 さらに挑戦したいことはオーディオモジュールの実装です。現在はトランシーバを用いてパイロットとボード間の連絡をとっていますが重量が数百グラムあり変更したい点です。湖面上で安定した通話を実現し、軽量化を目指すため制作経験のあるチームの方、お聞かせください!
 弊部電装について質問ありましたらお気軽に御連絡ください。

<連絡先>
080-9092-4292 / kuroki.kou.r6@dc.tohoku.ac.jp
Twitterは弊部公式アカウントに御連絡ください。

<操舵班>

24代操舵班長の城田です。
昨年度久しぶりに全パーツ作り直した経験を活かして、今年よりも少しでもいい機体ができるよう貢献できればいいと思っております。今年は25代が4人配属され人員に余裕があります。この機会に新しいことに挑戦して行きたいと考えています。特に操縦桿については、スティック操縦桿を試作し後代にノウハウを残せればいいと思っております。これから一年精一杯頑張りますので、暖かく見守っていただけると幸いです。
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24代三役就任挨拶
 今年度の執行代となる24代からのご挨拶です。是非お読みください!

まずは三役からです!

<全体設計>

 ブログをご覧のみなさま、初めまして。2024年度全体設計を務めさせていただきます、稲垣翔伍と申します。
 私たち、24代はコロナウイルスによる影響を受けず、Windnautsに入部し、活動していく代となります。実に、2019年以来5代ぶりの事です。コロナ禍で活動制限がかかる中、技術の継承が途絶えてしまわぬよう様々な引き継ぎ資料を書き残してくださった先輩方のおかげで、今の活動があると考えております。心より感謝申し上げます。
 私は、小学生のころから、鳥人間コンテストを見ておりましたが、鳥人間コンテストに出たいと思ったのは、中学3年生の時、Windnautsに入ろうと感じたのは、高校2年生の時です。しかし、大学に入学し、Windnautsに入部させていただくまで、実際に機体を見たことはありませんでした。初めて実際に機体を見たときは、目の前で見る機体の大きさに圧倒されるとともに、部員の方々の空力、材料力学への理解、また、先輩方が作り出した部品の精度の良さに感動を覚えました。これが、テレビの中で見ていたWindnautsであり、自分が憧れの部活についに入部したのだという実感を得たように感じます。
 我々24代は、22代、23代の先輩方がチーム記録を更新し、22代の頃には優勝、23代の頃には学生記録更新というすばらしい記録を残された姿を目の前で見てきました。偉大な記録を残された先輩方の姿を見ることができ、さらにその先輩方から直接ご指導していただけたことは、なんと恵まれたことだろうと思う日々でもあります。しかしながら、2年連続36km以上の飛行を成し遂げたことで、周囲からの期待も大きく、大きなプレッシャーを感じているのも正直な感想です。機体製作に関する不安や、設計としてチームをうまく導いていけるかという部分に不安はありますが、これまで身につけてきた知識や周囲の方々の意見を取り入れながら、頑張りたいと思いますのでどうかご支援のほどよろしくお願いいたします。
 少々ですが、我々24代の設計についてご紹介させていただきます。コンセプトとしては、安定して20〜30km以上飛ばす機体としました。このコンセプトとした理由としては、5〜10kmの視界に入る範囲での着水は見たくないという思いと、なんとしてもプラホ旋回を決めたいという思いからです。設計内容としては、機速を7.4m/sとすることで、比較的風の強い湖心までの10kmの早期脱出をはかり、パイロットの体力消耗を抑えること、翼面荷重を少し高めにすることで、突風による機体挙動を抑え、PIOを防ぐ設計としております。23代の先輩方の機体設計が、低出力を主眼とした機体であり、実際学生記録を更新するほどの記録を残されたため、コンセプトの変更も考えましたが、今年のBHIが飛行した時間に飛ぶ可能性も考えると、風に対する耐候性も重視した方が良いだろうと感じたため、このままいくことに決めました。
 また、今年は様々な電装データが得られ、様々な知見を得られたように感じます。特に、我々が使用している設計プログラムについて、実際パワーメーターの出力と比較してみると、かなりの精度で求められていることがわかりました。2022年の機体である烽は設計出力216Wに対して、パワーメーターの出力は197W、今年の機体である聯は設計出力203Wに対して、174Wでした。これらは、頭上げすなわち、ピッチアップ飛行による結果であり、この飛行方法は長距離飛行において、かなりの効果を発揮したといえるでしょう。さらに、ロール角に関するデータからやはり初期上反4°はかなりの力を発揮していることがわかりました。初期上反について、少々悩んでおりましたが、やはりここについては伝統を引き継ぐ形にさせていただきたいと考えております。
 最後になりますが、昨年度ご支援、ご声援をしていただいた皆様、ありがとうございました。皆様の応援がなければ、このような記録は成し遂げられなかったと感じております。我々24代は、これから1年間、3年連続のプラホ旋回、鳥コン優勝、学生記録の更新を目指して精進して参ります。今後とも、我々Windnautsをよろしくお願いいたします。

24代全体設計 稲垣翔伍

<パイロット>

この度、Windnauts24代パイロットを務めます登藤成琉です。

先日の鳥人間コンテストでは42kmを飛び、学生記録更新という素晴らしい記録を残しました。一昨年、昨年と東北大学は十分すぎる存在感を示しており、Windnautsが鳥人間界隈でいかに強豪かを強く実感しています。それに伴い、私たちには大きな期待がかけられ、パイロットの私も重大な責任を感じているところです。しかし、この一年間を大事に使い、先輩たちの記録を自分が塗り替えるつもりでトレーニングに励みます。

鳥人間コンテストに参加してまだ日が浅いので、実際に生でフライトを観て感じたことを
述べたいと思います。人を乗せた機体が空を飛ぶ姿はやはり迫力があり、長い時間をかけて機体を作り、それを飛ばすことの面白さを感じることができました。発進してすぐ墜落してしまう機体もある一方、東北大学は安定したフライトで長距離飛行することができました。これは、パイロットの技術はもちろんですが、機体制作のレベルの高さが表れているのだと思います。そのような優れた環境で飛べるということは、パイロットとしてこの上なく有難いことであり、貴重なものだと思います。最後にはその恩を返せるような結果を残したいです。

最後になりますが、OBやOG、その他関係者の皆様の支えがあって、私たちは最後まで活動を続けることができると思っています。今後ともご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。
24代パイロット 登藤成琉

<全体代表>

24代代表、左高

WindnautsOBの皆様、日頃よりお世話になっております。第45回鳥人間コンテストをもちまして全体代表を就任いたしました、左高匡信と申します。
 はじめに、先日の鳥コンならびにその準備期間において、OBの皆様方には多大なるご支援をいただいたことにつきまして、この場を借りて深く感謝申し上げます。準備を円滑に進め、安全に機体を飛ばすことができたのは、ひとえにOBの皆様方のお陰でございます。本当にありがとうございました。我々現役生が活動に集中できるのはOBの皆様が積み上げ、現在もサポートをしてくださっているおかげです。
まず、Windnautsの現状についてお伝えしたいと思います。現在部員数は44人であり、24・25代は今までに無い大所帯のチームとなりました。これは、コロナ渦でもOBの方々がWindnautsの伝統を絶やさず、たとえ大会に出られなくとも後代のために引き継ぎを続けてくださったおかげです。22代のフライトを見て入部した部員が多く、受け継がれてきた知識や技術に惹かれて、さらによいものを作れるように活動をしております。
今年度の執行代としての目標は、23代が打ち立てた大記録を更新することです。パイロットである登藤は「70キロ完全制覇を目指したい」という意志を持ち、その気持ちを部員内で共有しているので、今年のフライトを振り返り、どこをどのように改善すれば良い機体を作れるかを執行代の設計を中心として各班がアイデアを出し合っています。
ここからは、代表としてどのような目標を立てて、具体的に何を1年間で達成したいのかについて表明したいと思います。代表としての目標は「製作するための環境を整える」です。Windnautsにはすでに知識・技術が受け継がれ、それをさらに更新しようとする部員が多く在籍しています。しかし、毎年「場所」や「資金」に悩まされて製作を妥協せざるを得ないという問題が発生します。
現在、大学の支援課の方針は基金やキャンペーン活動を通じて部に「自分の活動資金は積極的に自分たちで集めるべきだ」という方針です。他にも流体科学研究所からはボーイング社からの寄付金をいただいておりますが、「毎年必ずあると思わないで欲しい」と顧問の中村先生からも言われています。そこで、新しい支援先を模索したいと考えています。資金の調達先を増やすことは長期的にも活動の安定に繋がると考えられ、大学内部、外部問わずに模索していきたいです。
「場所」としては、25代が30人程度活動に参加するので、来年以降今年のフライトを見た26代が入部することを考えると、絶望的な場所不足に陥ることは明白です。私は個人的には「入部制限」というものを設けたくはないので、なんとかして、せめて物置小屋でもいいから活動場所を増やしていけたらと考えています。
今年は、コロナ渦を乗り越え、知名度もあり、人手もあり、ノウハウもある状態から活動をはじめる恵まれた1年です。24代としてはこのような恵まれた環境であることを自覚しながら、Windnautsのさらなる発展に貢献できたら良いと強く願っています。OBの皆様には我々の活動をこれからも暖かく見守ってくだされば幸いです。Windnautsの新たな1年を滞りなく行えるように誠心誠意努力していきたいと考えております。
これからも何卒よろしくお願いいたします。
左高


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