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23代各班長からのご挨拶
最後に各班長からです!


〈コクピット班〉

 23代コクピット班長の蓼沼烈です。先日、1年生の時には経験することができなかった大舞台である鳥コンが終了し、いよいよ執行代として頑張らなければならない不安と執行代になっていろいろできる喜びとで胸がいっぱいです。さらに24代の新入生たちの班配属も無事決まり、彼らとともに今後の作業をしていくことが楽しみでなりません。先日、初の班作業を終え、いよいよ始まったのだなと胸が高まりました。
 今年のコクピ班では約3年ぶりにフレームを作り直すというコクピ班にとって大きな転換期になっております。我々23代は大相貫を経験していないためわからないこともたくさんあると思いますが応援していただければ幸いです。さらにこの転換期に乗じて車輪やCWマウントについて改良をしようと思っています。今年のパイロットに合わせたフレームを作れるよう試行錯誤して行きたいと考えています。23代は久々に機体を1から作り直すという難しい代になっておりますが精一杯頑張っていきたいと思います。

Windnauts23代コクピット班長 蓼沼烈



〈プロペラ班〉

 このたび23代プロペラ班長となりました、竹内柚月と申します。よろしくお願いいたします。
 早速ですが23代プロペラ班の見通しをお話ししたいと思います。23代は過去代々と行われてきた世界一軽いとされる木材、バルサによるプロペラ製作からカーボンによるプロペラ製作への移行を考えています。この理由として近年の鳥人間コンテストに出場されていたBirdman House伊賀(通称BHI)のプロペラの軽さ、製作期間の短さ、そして美しさに魅了されたからです。22代の先輩方が製作したプロペラの重量は1blade 約400gなのに対し、BHIで製作されたプロペラは1blade 約160gと非常に軽く、表面の凹凸も少なく、なめらかでした。BHIのプロペラはカーボン製であり、近年の鳥人間コンテストに出場する他チームでもカーボンによる製作を行うところが増えてきています。22代の先輩方と作業をする中でカーボン製プロペラにすればもっともっと軽量化、効率化を追求することができることを知り、先輩方の後押し、そしてたまたま作業場にいらっしゃったBHIの渡辺さんの実際の製作法について詳しくお聞きし、カーボン製プロペラ製作に挑戦することを決めました。
 とはいえ、この大々的な製作法の変遷には多大なリスクが伴います。私たちの本来の目的、鳥人間コンテストにおいてパイロットに最適な機体を製作するということを最優先に今後の判断をしていこうと思っています。カーボンによる製作が厳しい、または確立されているバルサによる製法の方が優れていると判断した際には、Windnautsにおけるカーボン製プロペラ製作の基礎だけでも残したいと思っています。まずは10月中にカーボン製プロペラ1本を形にすることを目標とし全力を尽くそうと思います。
 最後となりますが、OB・OGの皆様、日頃より多大なご支援を賜り本当にありがとうございます。今後もWindnautsへのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
 
Windnauts23代プロペラ班長 竹内柚月
 


〈電装班〉

 皆様はじめまして。23代電装班長の岡田侑弥です。
 現在の電装班はたった2名で活動している、ノーツの中でも最も小さな班です。現在の人数では技術継承と小さな改善を加える程度で精いっぱいな状態ですが、電装班がもっと大きな組織となって新しいことにチャレンジする余裕が出たとき、そのチャレンジを後押しできるだけの余力を残すことを考えて取り組んでいきます。同時に小さな組織でも維持できる電装班の在り方を模索し、再び同じような状況になった時の糧としていきます。
 琵琶湖を飛ぶパイロットを最後まで支える立場の1人として、1年間全力で取り組みます。どうぞ応援よろしくお願いします。

Windnauts23代電装班長 岡田侑弥



〈操舵班〉

 操舵班23代の吉田です。2022年の鳥人間コンテストは、7年ぶりの優勝と、素晴らしい結果に終わりました。機体製作の一部にかかわった身として、プラットホームで応援していた身として、こんなにうれしいことはありません。特に、私たちの目の前で旋回していた光景は、一生忘れることはないでしょう。先輩方には通常の学生生活ではなかなか得ることのできない、貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。さらに、TF、鳥人間コンテスト本番、その他作業において様々な協力をしてくださったOBに皆様にも重ねてお礼申し上げます。
 さて、今年の操舵班には2人の1年生が入ってくれました。2年生2人と協力して作業を進めていきたいと思います。今年の流用できる部品はほとんどなく、一から自分たちでつくる必要があります。しかし、去年すべての部品を作ったわけではなく、私も初めて作る予定の部品もたくさんあります。不安なことの方が多いですが、資料を参考に作業したいと思います。そして、鳥人間コンテスト本番では、今までの先輩の名に恥じないようなフライトを実現したいと思います。

Windnauts23代操舵班長 吉田航太



〈フェアリング班〉

 フェアリング班長の寒川です。去年は桁焼きが少なかったおかげで、フェアリング本体の製作をテンポよく進めることができました。これがよりクオリティの高いフェアリングの設計・制作につながったと考えています。今年は、去年と同じペーストはいかないもののWindnautsのフェアリングを更に進化させていくため、作業可能な時間をうまく捻出し、TF用フェアリングの早期完成を目指し、本番用フェアリングの設計・制作について試行錯誤を繰り返していくつもりです。これから一年、自分たちができることをすべてやる尽くせるよう努力していきます。

Windnauts23代フェアリング班長・設計 寒川耀一



〈翼班〉

 この度 23 代翼班長を務める森浩輔です。今年の目標は「精度の高い翼の制作」「早期ロー ルアウト」の2つです。すべての桁加工からの鳥コンは 19 代以来となりますが,1 年間翼 班として一緒にやってきた 23 代 2 人のほかに有望な 24 代が 4 人も入ってくれたので達成 できる目標だと思っています。忙しさを理由としてそれまで引き継がれてきた作業の意味 を考えずに作業することはせず,それぞれの作業の意味を検討したうえでより良い方法が あれば変えていき,班員全員が満足いく翼を作っていきたいです。全力で頑張りますので応 援よろしくお願いします。

Windnauts23代翼班長 森浩輔

 

〈駆動班〉

 この度Windnauts23代駆動班長になりました、唐橋大地です。
 今年の鳥人間コンテストに出て、自分がすごい部活に入っているんだということを実感しました。そんなすごい部活の班長になって不安になりつつ、22代の方はすごかったんだなと再認識しています。
 さて、今年の鳥人間コンテストで22代の駆動部品が36km以上の飛行に耐えられることが証明されたので、今年度は設計変更に力を入れるのではなく、いかに設計通りにパーツを作れるかに重きを置こうと思います。作るパーツの数が去年よりかなり多いため、必死こいて作らなければいけませんが、決しておざなりに作ることのないようにするつもりです。また、来年以降の駆動班が設計に手を焼きすぎないように、今年度のうちから24代の駆動班員とOBの方々と協力して設計変更について検討していきます。
 最後になりますが、私は歴代の駆動班長に比べて知識も技術も無いので、分からないことは勉強して、できないことは後輩やOBの方々と協力して、精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。

Windnauts23代駆動班長 唐橋大地



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23代三役からのご挨拶
今年度の執行代となる23代からのご挨拶です。是非お読みください!

まずは三役からです!


〈全体代表〉

 日頃よりお世話になっております。先日の第44回鳥人間コンテストをもちましてWindnauts全体代表に就任いたしました、川人崇央(カワヒトタカアキ)です。「カワト」でも「カワビト」でも、はたまた「カワンチュ」でもございません。これから1年間よろしくお願いいたします。
 はじめに、先日の鳥人間コンテスト出場のための機体製作にあたって、皆様からは多大なるご支援をいただきました。この場を借りて深く感謝申し上げます。
 さて、今回は、主に執行代としての目標と代表個人としての目標について述べていこうと思います。
 まず、我々執行代はチームの目標として、①「鳥人間コンテスト出場」、②「鳥人間コンテスト優勝」、③「機体を40km飛ばす」の3つを掲げることにしました。①につきましては、今年優勝したことにより、来年はシードとしてほぼ確実に出場することができますが、それは機体が予定通りに完成して、十分な回数の試験飛行を鳥人間コンテストまでに重ねることができることが大前提となります。したがって、出場権利をいただいているのに機体製作が間に合わず、それにより出場を辞退するということがあってはなりません。そのため、全員で協力して早期ロールアウトできるように尽力していく所存です。②につきましては、やはり大会に出場する以上、高みを目指さなければならないという思いの下で設定しました。今年の鳥人間コンテスト優勝により、現役部員には大きなプレッシャーがかかっていますが、それをはねのけて、より素晴らしい結果を残すことができるように全力で機体製作に臨みます。③につきましては、現在の学生記録が38010m(日大・2019年)であることを踏まえて設定した具体的目標です。奪われてしまった「学生記録保持チーム」の称号を奪還しにいきます。
 次に、代表個人の目標として、「『Windnautsに入って良かった』と思ってもらえるような部活にする」を挙げることにしました。この目標を達成するために、「健全な人間関係の構築」、「快適な製作環境の提供」の2つのアプローチを考えています。前者につきましては、「部活動は人間関係がすべてである」という私個人の考えに基づいています。多少なりとも部員間の人間関係が悪化してしまうと、部全体の雰囲気に悪影響を及ぼし、製作にも悪影響を及ぼすことになります。そのため、部員同士の対面での交流を増やすこと(月例会の対面化、各種行事の復活等)により、健全な人間関係を構築していこうと考えています。後者につきましては、各部員の製作を、事務的な側面から全力でバックアップすることを意味しています。全体代表としては当然の仕事ではありますが、改めてこの場で決意表明をいたします。
 最後になりますが、これから我々は、1からの機体製作に全力で取り組んでまいります。ご声援のほど、よろしくお願いいたします。
 
Windnauts23代全体代表 川人崇央



〈全体設計〉

 ブログでははじめまして。2023年度全体設計を務めさせていただきます、小川と申します。よろしくお願いします。先日の鳥人間コンテストはご覧になられましたでしょうか。今年の鳥人間コンテストではチーム記録を更新する36,868.80mというビックフライトを成し遂げることができました。大会から1ヶ月、代替わりし現在は桁焼き等の作業を進めています。まずは来年も出場できるように1年で機体を製作しなければなりません。完全新機体を作るのは2020年度以来ですが、これはかなり大変なことです。3年ぶりに製作する部品等もありますが、各班引き継ぎをしっかりと行い、来年の鳥人間コンテストに出場できる状態にしていきます。
 設計として来年の機体について語らせていただきます。来年の機体のコンセプトは、勝てる機体・記録を伸ばせる機体です。機速は少し遅めに、翼スパンを長めに設定することで、出力を下げパイロットの体力の温存させ、操縦の余裕にもつなげたいと考えています。
 今年1年よろしくお願いします。

Windnauts23代全体設計 小川和希



〈パイロット〉

 この度、Windnauts 23代のパイロットを務めさせていただくことになりました岩田大地です。
 まずは2年生になってから入部し、日も浅い私に機体を、Windnautsを託すと決断してくれた23代にお礼を申し上げます。ありがとうございます。
 先日の鳥人間コンテストでは、22代の先輩方がチーム記録更新、優勝という偉大な結果を残してくださいました。それに伴って私たち23代にかかる期待は大きく、また、パイロットの私にかかる大きな責任や重圧を感じているところです。しかし、その期待や責任を裏切らないようにこの一年間さらに尽力していく所存です。
 パイロットの私が掲げる目標は、高いエンジン性能と安定した操縦技術の2つです。エンジン性能という面では、現時点では出力/体重の値は4程度ですが、出来るだけ早く、5に近い値を出し、歴代の先輩方にも劣らない実力をつけていきます。有難いことに、先輩パイロットの方々が練習に付き合ってくださいますので、厳しく指導いただきたいと思っております。また、平均出力の値だけではなく、出力の変化への対応、持続時間を延ばすことも念頭に入れてトレーニングを積んでまいります。安定した操縦技術という観点では、風を読み、適切な判断を下せるようにシミュレーションやラジコンを用いて練習を行っています。簡単にはいきませんが、少しずつ前進しているところです。いくらエンジンの性能が良くても操縦がままならない様では思うような結果を得られません。そのためTF回数も多く行っていきたいです。
 最後にはなりますが、23代の目標である、鳥人間コンテスト優勝、プラットホーム帰還を達成するべく私だけでなく部員一丸となって努力してまいりますので、Windnautsの応援よろしくお願いいたします。

Windnauts23代パイロット 岩田大地
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22代各班長からの引退挨拶
次に各班長からです!


〈コクピット班〉

 22代コックピット班長を務めました足立です。引退してからの生活が平穏すぎて、締め切りに追われることが全くなかった結果、当日に書き始めています。なんて怠惰に成り下がってしまったのでしょうか。週8で作業していたころの体力はもうありませんね。そう考えると鳥人間というのは人を夢中にさせる何かがあるのでしょう。長い人生のうちたった2年くらい、浪漫に狂うのも悪くないのかもしれませんね。
 22代はコロナの影響で入部時期もバラバラでした。途中活動停止期間もあり、実働の活動期間は1年半くらいでした。スケジュールも例年にないものとなり、前例のない課題にチャレンジすることが非常に多かったです。個人的には慣習に縛られることなく活動できたのはとても楽しかったですが、その分苦労も多かったです。そんな中でも先輩や後輩、たくさんの支援してくださる方々のおかげで、活動を全うすることができました。集大成となる鳥人間コンテストでは、14年ぶりとなるチーム記録の更新をすることができ、最高の形で締めくくることができました。後輩たちへの良い刺激になったのではないでしょうか。これからは支えてくれた後輩に恩返し出来たら嬉しいです。
 大変なこともたくさんあったけど、ノーツに入ってよかった、続けてよかったと思います。勝つために何が必要か、どんな機体を作り上げるか、どうしたら軽く剛性を上げられるか、考えるのは楽しかった。一生懸命設計したものを形にするのが楽しかった。そうして作り上げた機体がプラホから飛び立って、帰ってきたときは嬉しかった。そして、真剣に話し合い浪漫を追い続けた夜中の作業場は本当に楽しかった。ここからの人生でもこんな面白いことができたらいいなと思います。

Windnauts22代コクピット班長 足立佳介



〈プロペラ班〉

 皆様、大変お世話になっております。22代プロペラ班のパートリーダー兼プロペラ設計を務めました浅賀尭一です。
 今年は新型コロナウイルス蔓延の影響によって例年とは勝手が違うことが多々ありましたが、様々な方の応援によって無事にプロペラを作ることが出来ました。コロナウイルス感染者が増大した時期は課外活動の制限を受け、作業をすることができない時期がありました。それによって作業が完成しないかと思ったときもあったのですが、同期や後輩の頑張りによってなんとか試験飛行用、本番用の計4本のプロペラを作成することが出来ました。厳しい日程の中、寝る間を惜しんで作業を進め、完成したときの喜びを分かち合ったのはいい思い出です。
 また、私たちは作業の経験が少なく、どのようにしたら効率的な作業が出来、精度のよいものを作ることが出来るのか手探りでした。そのような状態でありましたが,先輩方に教えてもらうことでなんとか形にすることが出来ました。プロペラが金具から外れるという事故も起きてしまいましたが、先輩方の助言のおかげで冷静に対処することが出来ました。
 このように多くの人の協力によって成り立っていた22代プロペラ班ですが、先日の鳥人間コンテストをもって引退しました。後輩たちは思慮深く、新しいことに挑戦をするエネルギーを持った代ですので、これからの活躍をご期待ください。
 
Windnauts22代プロペラ班長 浅賀尭一



〈電装班〉

 22代電装班長を務めさせていただきました本間です。まずは、Windnautsを応援してくださった皆様、大会を運営していただいた運営関係者の皆様、そして鳥コン経験のなかった我々をサポートしてくださった皆様には感謝申し上げます。
 さて、今年の電装班の活動は、例年以上に様々なことにチャレンジした年だったと言えるでしょう。前年に言われていた問題点を解決する目的で、回転数計や舵角計の計測の仕組みや機速計の設置する場所を変えてみることや、21代で完成したAndroid端末による表示機の初めての引継ぎなど、チャレンジをした箇所の例を挙げればきりがありません。中でも、機速計を垂直尾翼の上に取り付けるのは弊チーム初の試みであり、完成すれば今までとは一線を画すレベルの精度で機体の対気速度が取得でき、パイロットの飛行制御の参考になることや、次年度以降の設計に役立つことが期待できます。残念ながら、今年は飛行中の動作確認が間に合わず、本番では搭載しないという結論となり悔いの残る結果となってしまいました。しかし、ほとんど完成した状態のものを来年以降に残すことができたので、23代以降の選択肢の一つになったのかなとは思います。
 その他、前年に動いていたものと全く同じものを使っても動かないといったことや、トラブルを解決したら別のトラブルが出てくるという状態が数カ月続いていたことによって、TFで迷惑をかけてしまったほか、本番でもGPSや舵角の表示が不具合を起こしていたようで、とても満足のいく結果とは言えませんでした。ですが、チャレンジをしなければ得ることのできなかった様々な知見を得ることができたというのも事実ですので、引継ぎに関しては念入りに行おうという所存です。
 最後になりますが、作業分担で無茶振りをしてしまったにもかかわらず、完成品を作り上げてくれた23代電装班長や、問題にぶつかったときに相談に乗っていただき、時には作業を手伝ってくださった先輩方、電装班のチャレンジに協力していただいた他班の方々をはじめ、烽の製作、大会出場に関わっていただいた皆様には多大なる感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
 
Windnauts22代電装班長 本間丈晴



〈操舵班〉

 こんにちは。22代操舵班パートリーダーの丹治です。今年は尾翼マウントなどがすでに完成している状態だったので、操舵班として行ったのは操縦桿を作ることとプレート焼き用の炉を作ることくらいでした。自分が作った操縦桿を握ってフライトするのはとても楽しかったです。尾翼調整でスパスパ動いている尾翼をみた時はかなり感動しました。Amazonで購入した桁でも最高の操縦桿を作ることができるということを証明することができてよかったです。来年はぜひとももっと新しいことに挑戦してほしいと思います。

Windnauts22代操舵班長 丹治開



〈フェアリング班〉

 こんにちは!フェアリング班設計の関根です。本来ここにコメントするのは班長のみなのですが、生方から一部書いたらどうかということでありがたく書かせてもらいます。
 鳥コンの放映も終わり、本当に引退となりました。なんか…本当にあっという間でした。いきなりですが、執行代の自分に点数をつけてあげるなら68/100点です。内訳としては設計で43/50点、班運営(スケジュール管理など)で25/50点かな。設計としてはわずかながらモヤモヤしたものはありますが、ロマンでしかなかった天井デュアルダクトも割と機能し、最高の仕上がりとなったフェアリングと共にパイロットに快適な空の旅をお届けできたことは誇らしい限りです。当然、数々の無茶ぶりに答えてくれた班員たち、特にリーダーの生方にはとても感謝しています。しかし、班運営。これは本当に自分の失態だったなと思います。中盤までは順調だったのですが、鳥コン直前から当日にかけては本当にひどかった。多少無茶してでもTFの合間に班作業を組み込むべきだったと後悔しています。お手伝いいただいたOBの方々には改めて感謝の意を申し上げます。何より鳥コン。飛行機には危うく乗れなくなるところだったし、課題に追い詰められて、レッドブル飲んだらホテルで寝られなくなって、前日の準備終盤は死にかけていました。執行代でありながら情けない姿を見せたと猛省しております。
 3年半、Windnautsとして活動してきましたが、コロナによってまともに取り組むことができたのは実質半分くらいでしょう。それでもチーム内最高記録を叩き出すことができたのは、優秀な先輩方、熱心な後輩たち、そして素晴らしい最高の同期たちの力に他なりません。本当にありがたい限りです。不思議な気分ですが、コロナ禍という困難でさえも僕らがこの結果を出すために必要不可欠なものだったと思っています。
 そんな”晴れ快晴時々大荒れ”な人生にありったけの感謝を!
 
22代 フェアリング班設計 関根幹人


 こんにちは。フェアリング班長の生方鈴乃です。先に書いてあった関根君のコメントを読んだところ、鳥人間生活があっという間だったと書いてありましたが自分は全然そんなことないです。とても長く感じました。終わってみると案外あっけないというのはそうですが。
 しかし、私たちの代がこのような結果を残すことが出来たのは、ただただ運が良かったなと思います。先輩たちのことを思い返すと、私たちの代にだけ特別優れた何かがあったというよりは(いや、もしかしたらそうなのかもしれませんが)、非常に幸運な代にいることができたんだなと思います。自分が作成していたフェアリングというパーツはどれくらい機体の性能に貢献しているのか、実際にはよくわからないパーツだと思います。自分も作りながら、ここまでの完璧さを求めることは果たして意味があるのか何度も考える瞬間はありました。しかし良くも悪くも性格的に妥協することができず結局鳥コン本番の日になっても最後の最後まで細かい部分を修正する羽目になりました。そのようにして作ったフェアリングは結果的にはお褒めの言葉をいただくことも多く、多少なりとも優勝の一助にはなれたかもしれません。少なくともカッコよさの点ではかなり勝っていたと思うので関根君には感謝しております。
 最後に、OBの方々、過酷な作業についてきてくれた後輩、そして同期のみんなにも感謝を申し上げます。
 
フェアリング班長 生方鈴乃



〈翼班〉

 いつもお世話になっております。2022年度執行代班長を務めました原田零生です。大会が終わってからしばらく経ちますが、あれだけ待ち遠しく思っていた引退をしたのにも関わらず、多忙な生活を求めてしまっています。しっかりドMでした。
 さて、去年のOB会報で宣言していた「優勝できる翼の製作に命をかける」という目標ですが、達成できたのではないかと感じております。コロナ禍のイレギュラーな作業スケジュールの中で製作方法を深く吟味し、今までとは違う角度から製作を考え、時間をかけるべき工程に時間をかけるといった日々の繰り返しに全てを注ぎ込み、見事に優勝することができました。
 しかしながら、翼を始めから作り上げる経験のない私たちにとってこの取捨選択は難しく、反省している部分はたくさんあるので、これらは今後の課題として後輩に任せることにします。ぜひ後輩達にも常に考えて行動してほしいと願っています。
もともと私は恋人に振られた悲しみを忙しさで忘れるためにWindnautsに入部したわけですが、いつの間にか翼製作にのめり込んでいました。機体の製作方法を学ぶことや自身が部活においてどれだけ努力するかだけではなく、パートリーダーとして時間管理の方法や信頼関係の構築方法など様々なことを学ぶことができました。これらは部員全員が生活を部活中心にし、本気で意見をぶつけ合うからこそ体験できるものであると感じています。22代が全体としてそのような環境を作ってくれたことに感謝します。本当にありがとう。
 最後に、翼班の優秀な同期と後輩、翼製作をサポートしてくださった他班の皆様、活動を支えてくださったOBの皆様、本当にありがとうございました。最高の部活動生活でした。

Windnauts22代翼班長 原田零生



〈駆動班〉

 お世話になっております。22代駆動班長の伊東直洋と申します。この度の鳥人間コンテスト2022を持ちまして引退となりました。まずは無事引退できたことを嬉しく思います。我々22代は新型コロナウイルスの影響で十分に活動ができず、なかなかに厳しい状況が続いていました。そのような状況でありながら、多くの先輩方にご助力いただきながら琵琶湖にて機体を飛ばすことができました。ご協力いただいた全ての方に感謝を申し上げたいと思います。
 さて、駆動班の話になりますが今年は22代1名、23代2名の3名で活動に取り組んでまいりました。秋ごろに代が交代して自分の代になり、いざ本格的にスタートしようとしたときに新型コロナウイルスによる活動制限を受けてしまい、活動できない日々が続いておりました。駆動班のメインの活動場所である創造工学センターはBCPレベルの影響でなかなか使用できず、春休みでさえ活動がほとんどできず製作状況は絶望的でした。しかしながら、20,や21代の本番用のパーツが多く残っていたため、なんとか駆動としての部品はすべてそろえることができました。今年の駆動は20代から23代までの全員の力があったからこそ作り上げることができたと思っております。ただし、現実問題として私を含め23代もまだ制作したことのないパーツが多く、正直な話をすると今後もかなり不安が残ります。駆動班としての技術や知識を引き継いでいくため、引退はするものの今後も23代のパーリーや設計とともに来年のロールアウトに向けて尽力していきたいと思います。OBの方にも頼らせていただくことがあると思いますがよろしくお願いいたします。
 そんな中でも今年の駆動班から新しく始めたことがあり、それは制作手順の文章化です。今までは駆動ノートに製作方法が大まかに書いてあり、具体的な方法がわからないことが多々ありました。これの大部分は新型コロナウイルスの影響でもあると思いましたが、今後は誰が見ても作れるような手順書を製作したいという思いからGoogleドキュメントを用いて写真付きの製作手順書を作ってまいりました。まだまだ内容もつたない部分が多いですが、理想としては作業していくにつれて手順書を更新していき、より効率の良い作業方法が生まれていくことを期待しております。
 最後になりますが、この場を借りて今年の機体制作や運営に関わってくださった全ての方にお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。

Windnauts22代駆動班長 伊東直洋
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22代三役からの引退挨拶
お初にお目にかかります、広報担当の唐橋です!鳥人間コンテストの放送を終えて一つの節目を迎えましたので、昨年度から私たちを引っ張っていただいた22代の方々から引退の挨拶をいただきました。是非ご一読ください!

まずは三役の方々からです!



〈全体代表〉

 はじめまして、全体代表を務めました原田史織と申します。本来であれば代替わりの挨拶をするべきだったのですが気づいたら引退あいさつになってしまいました。申し訳ありません。
 さて、すでにテレビ放送も終わっていると思いますが、我々Windnautsは第44回鳥人間コンテストの人力プロペラ部門において優勝、そして2008年以来となるチーム記録更新となりました。これは現役生の頑張りは勿論、OBの皆さんやたくさんの支援してくださった方々のおかげです。本当にありがとうございました。
 今大会はWinsnautsにとって三年ぶりの出場となりました。コロナが広がり始めた2020年に入学した私たちは、その影響を大きく受け、活動できる期間が少ないまま代替わりを果たしました。1、2年生の時は鳥人間コンテストに出場することが叶わなかったので、執行代である3年生のときが最初で最後のチャンスでした。
 今年の機体は製作時間の都合等の関係から、2020年度、2021年度出場予定の機体であった「燦」の一次構造の大半を流用する流れとなりました。この決定に至るにはたくさんの話し合いがありぶつかった過程があったのですが、結果として先輩方の思いも背負っての機体製作となりました。3年分の思いが詰まった機体は、その重圧をもろともせず、長く飛んでくれました。琵琶湖を飛んでいる機体は想像していた以上にずっときれいで、眺めているうちに2時間弱のフライトが終わっていました。あっという間でした。
 私はもともとテレビで放送している鳥人間コンテストを見て、東北大学を志望しました。自分の作った機体をプラットホームに持ってくることが憧れでした。飛んでいる様をみることが夢でした。そんな気持ちで入部したWindnautsは想像以上に大変な部活でしたが、琵琶湖でのフライトは今まで感じてきたつらさを一瞬で忘れさせるような、そんな光景でした。もし私のように鳥人間にあこがれてWindnautsに入部する人がこれから出てくるのなら、つらくても辞めないでプラットホームから機体が飛び立つところを見てほしいです。あこがれた景色が目の前で起こるその瞬間は、きっと自分の宝物になります。
 今大会は本当にたくさんの方々に支えられてフライトをすることができました。既に執行代は変わっていて、後輩たちが次の機体を製作し始めています。これから待ち受けるたくさんの苦難を乗り越えて、来年の夏に笑顔で引退できますように。そう思いつつ陰ながらこれからのWindnautsを応援していこうと思います。
ぜひこれからのWindnautsにも変わらずご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。
                    
Windnauts22代全体代表 原田史織



〈全体設計〉

 こんにちは。22代の全体設計を務めました、狩野良輔です。今年の鳥人間コンテストにおいて東北大学Windnautsは36868.80 mを記録し優勝、2008年以来となるチーム新記録を樹立することができました。このように輝かしい記録を達成することができたのはOBの方々の多大なるサポートと皆様の応援のおかげです。1年間本当にありがとうございました。 
 Windnauts2022 プロジェクト「烽」は現役、OB一体となって死力を尽くした正に総力戦でした。我々22代は入部してから引退するまでの間、コロナウイルスによる活動制限が繰り返し課され続け、機体の製作、試験、運用全てにおいて伝統やノウハウが失われかけている状況でした。そのような状況で機体「烽」を完成させ、鳥人間コンテストにおいて素晴らしいフライトを見せることができたのは現役のより良いものをつくろうとするたゆまぬ努力、試行錯誤とWindnautsの伝統を途切れさせまいとするOBの方々の懸命なサポートがあったからです。今年の大記録はコロナウイルスに負けまいと全員が尽力した結果であり、あらためて逆境に打ち克つWindnautsの底力を見せつけることができました。
 今年の機体名「烽(ホウ)」の由来ですが、「烽火」が「のろし」という意味であり、「烽」には20代21代の機体「燦」の火を受け継ぎ、Windnautsの復活の烽火となる、という意味が込められています。かつての伝統を取り戻し、圧倒的な実力を見せた今年の見事なフライトは優勝から遠ざかっていたWindnautsにとっての復活の烽火となったと言えるでしょう。
 活動制限のみならず、ボツを量産した桁焼き、地震で実施が危ぶまれた荷重試験、トラブルで順調に進まないTFなど現役はこの1年間大変な思いをしてきたと思いますが、素晴らしい結果を残すことができたのは現役のみんなのがんばりがあったからです。共に頑張ってきた仲間たちには感謝してもしきれません。また、サポートしていただいたOBの方々、応援してくださった皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。今後ともWindnautsの活躍にご期待ください。

Windnauts22代全体設計 狩野良輔



〈パイロット〉

 こんにちは。22代のパイロットを務めました丹治開です。ぼくたちは第44回鳥人間コンテスト人力プロペラ部門で36868.80mを飛行し、チーム記録を更新して優勝しました。この部活に入ってからの二年間、とても辛い時期がたくさんありましたが、終わってみるとなんだかんだよくやったなという達成感と共に、どこか寂しい気持ちもあります。
 思い返してみれば、今年のテストフライトはうまくいき過ぎていました。いや、5月下旬は翼が外れなかったり、ペラが外れたり、雨の日が多かったりと全てがうまくいったわけではないですが、例年と比べて角田でのテストフライト回数を稼ぐことができたり、駆動や操舵の問題でTFを中断することが少なかったり、TFで大きな事故を起こさなかったり、結果的にとても充実したテストフライトであったと思います。さらに、狩野やOBの方々の指導が的確だったおかげで、アップトリムを実践するまで足踏みをすることなく操縦のレベルをあげることができました。
 本番当日は当初の予報よりも北風が強く、風に煽られて着水してしまう機体を見るたびに不安と緊張を感じていました。しかし、一度飛んでみると機体が素晴らしいおかげか、風に流されることはあるものの十分操縦で対処できる範囲内のことだったので危なげなく飛行し、2回の旋回を成功させることができました。琵琶湖の上では、空中なのにまるで船の上にいるような感覚があり、「風の船乗りというのは本当だったんだな」と思いました。22代の仲間と歩んだ2年間、笑顔で楽しいフライトで終えることができて本当に幸せでした。
 最後に、中高生をはじめとしたWindnautsに興味を持ってくださった方々に伝えたいことがあります。今年の放送では2時間のうち30分も僕たちWindnautsのことを取り上げてもらいました。しかしながら、僕たちの鳥人間コンテストは30分やそこらでは語りきれません。鳥人間コンテストではパイロットのお涙頂戴的なストーリーにフォーカスを当てた編集がなされていると思います。確かにぼく自身のドキュメンタリーとして鳥人間コンテストを述べるには両親の存在は欠かせませんし、そのような泣けるストーリーを求めている人もいると思います。しかしながら、放送では取り上げられなかった機体のこと、操縦のことについてもっと知りたいという人も当然一定数存在すると思います。そんな人はぜひ、Twitterを通じてでもいいので私たちに質問してみてください。可能な限り質問に対して回答したいと思います。また、中高生の皆さんにはぜひとも東北大学に入学して、Windnautsで活動をしてみてください。先ほども述べましたが、機体の開発や作成のドラマや、風に対する操縦の仕方、テストフライトの苦労はたった30分では語りきれません。今年放送された30分より濃密な2年間をぜひ東北大学Windnautsで過ごしてみてください。

Windnauts22代パイロット 丹治開
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